道里千虎の日記帳
2001年3月


2001年3月30日


自作パソコンが再び好調に稼動。
ついにVine Linux2.1でネットワーク接続成功し、研究用のCAD画面も表示できるようになりました。
その後ちょこちょこっと設定するだけで、WWWサーバが立ち上がりました。
よってこのマシンは今後WWWサーバの役目も果たしていきます。ただし、実験用。
http:;//suzaka.iis.u-tokyo.ac.jp/個人のサーバなのでメンテナンスで予告なく落ちることもあります。ご注意ください。
実験的にページをのせてみたい方は私あてにメールをください。

2001年3月29日


自作パソコン、サウンドカードの設定をしていたらLinuxがハングし
その後立ち上がらなくなってしまった。おまけにWindows2000まで。
直すのも面倒なので、きちんと区分けして再インストールしました。
パソコンのインストールってもっと簡単にならないものかねえ。

話はかわって、最近、自分をアピールすることが重視されているらしく
自分をどんどん売り込んでいく能力のある人を企業は積極的に採用しているようです。
しかし、これって本当にいいことなのでしょうか。
確かに、芸能人やあるいはプレゼンテーターはうまく自分(製品)をアピールすることが重要ですが、
個人の顧客向けの営業マンの場合などは、アピールするよりも聞く能力の方が重要だと思います。
たいていの人は、人に強引に勧められてまで物を買おうとは思っていません。
買いたければ、自分から買いにいくはずです。
どんなにすばらしい製品であろうが、必要ないと思えば買いたくはありません。
「こんなにいろんな機能がついていてこの安さ」と一方的にまくしたてる営業マンに営業の資格はないと思います。
たとえその場の雰囲気でおばさんに物を買わせたとしてもおばさんを本当に満足させることはできないでしょう。きっと、そのおばさんは家に帰って、また無駄な買い物をしてしまったと後悔しているにちがいありません。
人間はみな他人よりも自分のことに興味を持っています。そして自分がどんな人間でどんないいところがあるか他人に知ってほしいと思っています。
そこで、良い営業とは、製品を勧めるよりもまず先にお客さんの意見、要望を黙って聞くことだと思います。
例えば、洋服売り場の場合、来るお客さんはちょっとぶらぶらといった感じではあっても、心の奥には、もっとかっこいい服がほしいとかもっとサイズのぴったりした服がほしいとかの欲求があるはずです。
私は話術は下手なので、どうやって切り出していくのかはみなさんのご想像におまかせしますが、営業マンはそのお客さんが本当に望んでいるものを引きだしていきます。
腕の部分だけもっと短いワイシャツがいいとか、ボタンがはめやすい方がいいとか、自分をさわやかだけどかつクールに見せたいとかいうなかばエゴ的な欲求をうまくお客さんに語らせます。(ちなみに、これは私自身の隠れた欲求です(笑)。)
たとえお客さんののぞむ商品がその店にないからといって「当店では扱っておりません」という事務的な返事で終わらせてはいけません。(よくいわれるんですよねー。)
ここでの目的は商品を売ることではなく、お客さんの信頼を得ることです。自分のいろんな要望を聞いてくれ的確にアドバイスしてくれる親切な人というイメージを持たせることです。
お客さんの求める商品を扱ってないのならば、他店を紹介してあげましょう。その場での売上は獲得できませんが、きっとそのお客さんはまたこんな服がほしいと言いにきてくれるでしょう。
できれば、ここで、洋服だけでなく、靴、かばん、そして健康のことまで的確にアドバイスできると最高です。

えらそうなことをだらだらと書きましたが、私自身、こういう店を求めていますので、誰か紹介してください。
私の場合、身長が小さく足の長さも小さいので、自分に合う服や靴がないんですよねー。
そんなこと店にいっても、適当な服(Sサイズ、腕はいいけど首周りがきつすぎる)や靴(女性用の靴、確かにサイズは合うけどいくらなんでも女性用じゃねー)をもってきてごまかされるのがおちでした。
この日本という国にまともな店はないのですか。と叫びたくなる私でした。ちゃんちゃん。

2001年3月27日


Sun microsystemsの1次面接受けてきました。
渋谷のマークシティ内で行われました。
3対1のグループ面接、といっても交互に質問されていくだけですが。
志望動機、今まで頑張ったこと、何を貢献できるかというごく普通の質問でした。
隣の人は高校生のときに香港に住んでいて
それがきっかけで企業の国際性などの研究をしているそうです。
もう一人はある小企業でWEBシステムを構築したそうです。
いろいろな人がいて面白いですね。

そういえば昨日のLANの問題は、
研究室内で稼動していないコンピュータのIPアドレスを借用することで何なく解決しました。これで、どちらかがたとえクラッシュしたとしてももう片方で作業ができる。
でも、飛行機で3個のエンジンを積みながら、故障するときはどういうわけか3つ同時に故障するというから油断はできないですね。
現在はLinuxのネットワーク設定中です。Vine Linuxは設定はすべてGUIでできるので便利ですよ。
FTPサイトからダウンロードできますが、自宅だと通信料もかかると思いますので欲しい方にはCD-Rさしあげます。

そろそろ私の友人のW.Y.氏が命からがら東京に戻ってくるころだ(謎)。

2001年3月26日


ついに自作パソコンと今まで使っていたパソコンをWindows2000上でLAN接続できました。
次の難題は果たして学校のLANの下に自分の子LANを作れるのでしょうか。
要するに階層構造になるのですが、ゲートウェイとなるPCはどうやって設定するのでしょうかね。
ちなみに学校のネットはMACアドレスを元にDHCPでIPを割り振るので、新しく挿入したネットワークカードのMACアドレスを登録しないとそのままじゃネット接続できない。
だから子LANを作ろうとしているのだが、これがなかなか難しい。って参考書も何もなくて手探りでやっているんですからねえ。
普通はインターネット回線にダイヤルアップルータを通して各PCをつなぐんでしょうね。
その手の本はたくさんあるけれど、階層LANの本なんて個人でやらないからなかなかないんですよね。あっても7,;800円とか。うーんどうしよう。

2001年3月25日


久々に西中野の教会に行ってきました。
私はキリスト教徒ではありませんが、昨年の5月に小金井公園で偶然に知り合った人たちに会いに行きました。
社会人の人もいるし、これから高校生になる人もいるけれど、みな真剣に生きている人たちばかりです。
日本においてはキリスト教はほとんど認識されておらず信者数も100万人程度ですが、
そこの教会には韓国人千数百人、日本人数百人くらいが集まってきます。
若い人が多いですが、年齢、人種、性別関係なくいろいろな人が集まってきて
食事をしたり、聖書の勉強をしたりしています。
日曜日には韓国の婦人部の人が食事を作ってくれるので、ユッケがなんと100円で食べられます。
とかく人間関係の崩壊が叫ばれる現代において、これだけの人たちが共に交流しあっているのは日本では珍しいことです。
日本には仏教や神道という宗教もありますが、大きな敷地と建物、墓を持っているだけで、法事はやるけれど、一般市民とは何の関わりもないといった印象を受けます。
もはや仏教と神道には人の心を救うという力はないのかもしれません。人の心よりもお金や車の方が大事なようです。
私はキリスト教を受入れられるかそうでないかはまだわかりませんが、
少なくとも世界中の95%の人は何らかの神を信じており(うち3割以上はキリスト教)、
彼らの文化を理解するには考え方の根本にある宗教を理解しなければならないと感じています。
国際化を叫ぶのならば、信じようが信じまいが文化理解のために会社で聖書についての講義を受ける時間が設けられて不思議はないはずです。
中国人にさえ、日本は最も成功した社会主義といわれてしまう日本では、国際化はまだまだ遠い先のことかもしれません。その前に滅びてしまわないといいですが。

人生に喜びを感じることのできない人は教会にいくとよいでしょう。
きっと大きな発見があると思います。

2001年3月23日


組立てたパソコンを家のTVにつなげてDOSをいじっていたけれども、
Linuxをインストールしようとすると画面が表示されなかったので
ついに研究室に持ってきてモニター接続しました。
持ってくる途中でFDDがこわれたらしくうんともすんともうわない。
1,;000円の怪しいFDDだから文句も言えないんだが、
1,;000円のCD-ROMの方がちゃんと機能している方が不思議だ。
インストールでFDDなしというのはけっこうつらいですね。
Windows98のディスクは読み取ってくれなかったので、
とりあえずWindows2000をインストール。ネットワーク以外は無事完了。
次にVineLinux2.1。
おとといダウンロードしたCDのイメージはこわれたいたらしく焼いたCDが1枚おじゃん。
もう一度ダウンロードし直し焼いて起動させると見事に起動。
さあ、インストールできるのか。続く・・・。

2001年3月20日


エレベータのボタンについて思うこと

エレベータのボタンには階を表す数字と、ドアを開閉させるためののボタンがありますよね。
古いエレベータだと乗り込んで数字ボタンを押すとすぐにドアが閉まってしまうので、
後からまだ人がのりこんでくるときには、ボタンを押します。
でも、は漢字が似ているので、
一瞬どちらを押してよいかわからず、そのすきにドアが閉まりかけることがあります。
(これって僕だけなのかー。)
もっとわかりやすいように、門構えの中身を大きく書くとか、
いっそのこと英語でopen,; closeと書いてくれた方がわかりやすいです。
記号でも良いのですが、小さいとわかりにくいです。

2001年3月19日


Cisco systems社の1次選考を受けてきました。
はじめにグループ面接。4人一組と面接官一人。
「30歳までのキャリアプラン」というテーマを与えられ
その場で5分間で考えてまとめ、2分で発表するというもの。
白板(黄土色をしていましたが)も使用可。

私の場合は日々、将来をどうするか考えているので、
たいして悩みはしませんでしたが、
5分間で筋道つけて発表準備するのは大変ですね。
あまり考えたところでよくなるものでもないので、
立候補して一番先に発表させていただきました。

面接官は質問せず、聞いている受験者3人のうち2人に質問させていました。
なかなかやりがいのあって気の抜けない面接でした。
これを何百人にも対して行っている面接官って大変なのだとも感じます。

確か、英検1級とか、本格的な英語力認定テストになると、
テーマを与えられて10分程度で考え発表するという試験があったような気がします。

英語のスピーチでも、15分で考え3分で発表して、短時間での構成力を競う大会がありますね。
米国では日常的に行われているのでしょうかね。

後は、ごく普通の国語と数学の問題でした。(英語は前回にやった。)
結果が待ち遠しいものです。

2001年3月18日


秋葉原にパソコンのパーツを買いにいきました。
まあまあのマザーボードが見つかったのでさっそく購入。(Aopen Pro73)
CPUはDuron 800MHz、メモリはSDRAM128Mbです。
外では、233MHzのCPUとかが無残にも2000円程度で売られていました。
Pentium1.5GHz(現80,;000円超)でさえ、あと5年後にはあーなるのかなと思うと
ちょっとわびしい感じがしましたが。
小型ケースがなんと2,;980円。でもちょっと取り付けが悪いみたい。
使用には問題ありませんが。
家に帰ってセットアップ。CPUファンの金具が異常に硬く
そんなに強く押したらCPUが壊れるのじゃないかと心配しましたが、
どうやら起動成功した模様。でも、2,;980円のケース付属のスピーカーがノイズ入りまくり。モニターはないのでTV出力。15年前はこうでしたね。
498円のキーボードが動かず結局起動するのみなのでした。
5万円あればそこそこの性能のマシンを作れそうです。
なんでもいいという方向けの433MHzつきの39,;800円のパソコンが売られていました。
最近は価格的に自作のメリットはなくなってきましたが、
それでは自作は楽しいですね。(動かないと悲惨ですが。)

その後の結果、追ってご報告します。
これって日記というよりも、掲示板になってきたなあ。

2001年3月16日


久しぶりに本郷に行ったら、新入生の身体測定をやっていました。
例のごとく、サークル勧誘員たちが出口にテントを張って待ち構えていました。
でも、昔よりなんか活気がないような気がしましたが。

講堂の正面あたりでは、なつかしのESS(English Speaking Society)がビラを配っていました。
私にも渡そうとしてきたのですが、ひょいとかわしてしまった。
OBですとか言えばよかったかな。
黄土色のでかい手提げバッグを持って、全身黒色の服で堂々と歩いている男が、
明らかに新入生ではないことを察知してほしかった(笑)。

もう5年もたつのですねえ。大学に入学してから。
この5年でけっこういろんなことを身につけた気もするが、
5年分の経験があるかというと実質は3年分くらいしかないような。
まあ、1,;2年のころは、昼間から渋谷でうろうろしていましたからねー。
海外の大学生と比べたらはるかに楽だったのかもしれません。
今から思うと教養時代のひまなときに、もっと
数学や物理、生物、経済、法律、語学などを勉強しておけばよかったなあと思います。

あと、もっといい教科書に出会っていればなあとも思います。
日本人の教授の書く日本語の教科書はたいてい値段が高い上に理論しかのっておらず、
わかりにくいものがほとんどですが、
洋書の教科書にはカラーで例題も豊富についていてものすごくわかりやすいものでありながら、たった5千円で買えるようなものが多くあります。
英語もとてもわかりやすい文章や単語ばかり採用されているので大学入試の英語よりはるかに読みやすいです。

やはり、学問を学ぼうと思ったら洋書の教科書で学ぶのに限りますね。

2001年3月13日


60時間以上ほとんど寝ずの状態なのに、今日はSun Microsystemsの会社説明会。
風呂に入りエントリーシートを書いたらすでに午前3時。そして7時半起床。
疲れているのか体が寒さでぶるぶるふるえた。

でも、会場で見せられたビデオはなかなかいい。
Microsoftのアプリを組み込んだウェットスーツを着たダイバーが、
故障したスーツの直し方をマニュアルを読んでもわからずに死んでしまうという
かなり挑戦的なビデオでアメリカでCMとして流されているらしい。
(確かにMSのアプリのヘルプってものすごくわかりにくい。)
日本では道義上の問題とかから放映できないもよう。

疲れでほとんど麻痺している頭で、学力試験と適性検査までやらされました。
いかにも業者のテストですが、変な問題が多く何を意図して出題されているのか理解不能。
適性検査は309問もありますが、あれで一人の人間をはかれるとは思えない。
先進的な技術を次々と生み出すSunにしては、いまいちいい加減な選考方法だと思う。

最近思うことですが
現在の日本の企業は人材の採用に対してかなり受身であるという印象を受けます。
まず、第一に、選考会に来た人の中からのみ選ぶということ。
USでは企業が大学に行って説明会をしたり、コネを利用してなんとしてでも優秀な人材を探し出そうとしますが、日本ではDMだけ送って応募者をただひたすら待つだけ。
しかも、選考会はすぐに締め切られることが多く、
本当に興味があり行きたい人が参加できない事態が発生する。

第二に、選考会に来た人に、意味不明な業者テストを課すこと。
本当に優秀な人材を欲しいと思うのならば、業界の知識を問うような問題を出したり、
インターンで選考するという方法をとると思います。

第三に応募者に対して「今まで何に努力してきたのか」を尋ねること。
人生経験の浅い学生の場合は、何に努力してきたのかよりも、
「現在何に努力しているのか」、「将来どうしたいのか」の方が重要だと思うのですが。

ただ、学生側にも問題があります。
本当に興味があるわけではないのに、とりあえず受けておくということで
大勢がセミナーに参加するために、企業側が対応しきれなくなってしまうことです。
採用予定50名とかの企業に、もし1万人の応募者が殺到したら、
きっとおざなりな対応しかできないでしょう。
そのために選考会の人数を絞らざるを得ません。
何十社も受けることは学生自身がかえって自分たちの首を絞めているといえます。
だいたい何十社も受けたら毎日セミナーばかりで企業研究どころじゃないと思いますが。

理想の選考方法は、
本当にその会社で働きたいと思っている人が集まって、
企業側の人と交じって共に議論や仕事の実践などをしながら
お互いに共感した場合に採用にいたるというものだと思います。

これからの日本は若い人材が不足していきます。
特に優秀な人材となると探すのが難しくなるでしょう。
企業も学生も選考を見直していかないと、日本はやがて沈没するでしょう。

2001年3月12日


うー目が痛い。頭が重い。
すでに28時間起きてモニターに向かっており、
土曜日から計算すると1時間30分の睡眠をはさんで57時間起きているのか。

前にテレビで三日三版眠らなかったら百万円という番組をみたが、
何かに集中していれば意外と起きていられるものだと実感した。
何もすることがなく起きている方がかえって苦痛なんだろう。

明日は会社説明会があるのに、まだデザインルールチェックです。
誰か、もっといいツールを開発してー。

2001年3月11日


今、追い詰められています。朝9時の締め切りまであと9時間。
あと周辺回路を書くだけなのでなんとか間に合うでしょう。

1時間半しか寝ていないとさすがに頭がぼーっとしてきます。
でも、思っていたより好調です。
プログラマーが連続40時間コンピュータに向かうなんていうのも
やればできるものですね。でも後がこわいかな。

マーフィーの法則によれば、この後、停電とかが起きるのかもしれない。
まあ、これまでもトラブル続きであったし、どうにでもなるものかな。

2001年3月9日


今日はお泊りなのです。
なぜかって、3月12日締め切りのチップ製作が間に合いそうにないからです。

先週は引越しだったし、サーバは異常だし、マーフィーの法則をまた思い出してしまいます。
「良くない出来事が起こるとすれば、それは常に最悪の状態のときに起きる。」
締め切り翌日はS社のセミナー、断らなければC社の1次選考まで予定に入ったところでした。
今日必着の書類を大阪に速達で送ったら、明日になるとのこと。
速達といってもその日に配達するのは都内だけなんですね。

来週中に私の英語力を判定してくれる語学の先生を探さなければいけない。
TOEICや1次審査の面接試験だけでは、語学能力の証明にならないらしい。
まあ、確かにTOEICは日本と韓国くらいでしか通用しませんからね。

締め切りに追われる日々はまだ続くのであった。

2001年3月7日


ついに私もあの悪名高い埼京線で通うことになりました。
予想とおり異常に混雑しており、新宿、渋谷駅のホームは他の線よりやたらと離れている。
渋谷駅なんかは渋谷と恵比寿の真ん中にあるからしびす駅かも。
終電は京浜東北線よりはるかに早い。
こんな状況では乗客がいらいらするのも当たり前で、ちかんが多発するのも納得できる気がする。

さらに埼京線の場合、他の線に比べて本数が少ない
異常に混雑する理由はまさにここにある気がする。
なぜ同じJR東日本でありながら埼京線だけ差別的な扱いを受けているのか、
誰か知っている人がいたら教えてください。

最近はホーム転落防止キャンペーンとかいうものをやっていますが、
ただ放送でご注意くださいと言うのみで、大混雑しているにもかかわらず、
駅員一人もホームにいなかったりする。
あれだけ混雑していたらちょっと人とぶつかっていつ転落してもおかしくない状況です。
それを乗客側の注意だけで解決しようというのは、あまりにもずさんな安全管理です。

あと、目が不自由な人のための黄色い点字ブロックが
ホーム端から1mも離れていないところに設置されている
のはおかしいです。
もし、あそこをまともに歩いてちょっと方向を間違えたら転落してしまいます。
健常者でも目をつぶって点字ブロックを歩いてみると、転落への恐怖を感じると思います。

JR東日本に限らず日本の大企業というのは、表では顧客重視をうたっていても
裏ではあいかわらず利益優先なのでしょうかね。
本当に人命尊重を最優先するならば、例え何千億円という赤字を出してでも、
ガード設置や駅員増員に力をいれるはずです。
JRは公共の大量輸送機関という性質上、決してつぶれることはないのだから
利益よりも乗客のことを真摯に考えてほしいものです。

2001年3月6日


英文の履歴書を生まれて初めて書きました。
形式があるわけではないので、日本語の履歴書に慣れていると書きにくい。
それ関係のHPを見ていたら、北米の人は自分を10倍に見せるような履歴書を書くとのこと。
いくらアピールが重要だといっても、やりすぎにはほどがある。
北米で解雇が日常茶飯事なのは、履歴書と本人の実力のミスマッチが大きな原因になっているのでは
とふと思ってしまいました。

ちなみに、欧米では履歴書を含めて公式の書類はすべてタイプ入力するのが原則であるようだ。
原本をスキャナに取り込みそこにうまくあうように文書を作成して印刷しました。
こんな面倒なことを欧米の人は毎回やっているのかな。なんか違う気がする。
それにスキャナを持っていない個人は履歴書も記入できないということか。
さすが、貧富の差の激しい国ならではのきまりだ。

だからといって日本では履歴書はすべて手書きでなくてはならないというのも変。
学歴、住所の欄を一枚一枚書くのははっきりいって非効率的。
これではなんのためにコンピュータが普及したのかわからない。
さらに変なのは企業側から返送される書類はすべて印刷もので、
ときにはコピーしたのか字がかすれているようなものもある。
応募者は心のこもった手書きで、企業は大量印刷でかまわないという
おかしな常識が日本中に蔓延している。

手書きの書類が真心の証明だというなら、
企業側も手書きで書類を返送してほしいものですね。

2001年3月5日


研究室移転がようやく完了しホームページサーバもたちあがった。
しかし、研究に用いるCADが入っている最も重要なサーバが立ち上がらず
設計がピンーチ!あと1週間で締め切りだというのに。
サーバは修理で数十万円くらいかかるらしい。個人だったらすでに自滅ですな。

越してきた駒場の新しい建物ですが、外見がやたら現代芸術的で凝っているのに、
中が非常に住みにくい。トイレは男女各階交互にしかついてないし、
西棟と東棟があるが西棟は出入禁止の非常階段しかなく、
変なつり橋をわたって東棟に来て階段を上下しなければならない。

最近、日本でも芸術的な建物が増えてきてそれはいいことだけれども
いちばんは入居する人のことを考えてほしいと思う。
建物の第一目的は住むことです。展示物じゃありません。
友人に建築家関係がいる人は私にかわって文句いってください(笑)。