| 名称 | 周期 | 概要と主な要因 |
| キチンの波 | 40ヶ月前後 | 最短期の波で、在庫循環ともよばれます。アメリカの経済学者キチン(J. Kitchin)が発見しました。在庫の一時的過剰によって景気上昇が一時中断されるという形で起こります。 |
| ジュグラーの波 | 7-10年 | 中期循環ともよばれます。フランスの経済学者ジュグラー(C. Juglar)が発見しました。設備投資の過不足の調整過程から起こります。設備の平均耐用年数が約10年であることによります。 |
| コンドラチェフの波 | 40-50年 | 長期的な変動で、ソ連の経済学者コンドラチェフ(N.D. Kondratief)が発見しました。技術革新や大規模な開発で起こります。産業革命以来3つの波が指摘されています。第1期は1780-1850年頃(産業革命)、第2期は1850−1895頃(蒸気・鉄鋼)、第3期は1895-1945頃(化学・自動車)。現在は第4期(自動車・半導体)の終わりに位置しています。 |
